Friday, December 29, 2006

New Year Resolusion 2007

1) 日本獣医国家試験に合格する 
2) PhD大学院へ行く
3)  ウイルス学について勉強する
4) 日本国憲法第9条改正に反対すること
5) 55kgになること

Friday, December 15, 2006

終わっちゃった!! ;(

二週間はあっという間に過ぎてしまった。
最後の金曜日に日本の獣医学教育システムについて、パワーポイントで説明した後、獣医学科のTシャツを贈呈してくれた。
帰りたくない~!!!

この二週間、多くのことを学んだ。その中で最も大切だと思ったのは、自分のやることの意義を再確認することを忘れないということである。お金のかかる診断検査、使用する薬物には科学的根拠のある理由がしっかりしていなければ、飼い主にも説明できないし、慣習として科学的意義を見失ってしまう恐れがあるからだ。これは普段の生活にも応用できると思う。


左の二人が獣医師、右が獣医学生
左から、Dr. Snyder(レジデント3年目)、Dr. August(Feline Internal Medicineの著者)、Mechaele(チェコ共和国の獣医学5年生)、あたし、Chris(TAMU獣医学科4年生)、Kelly(TAMU獣医学科4年生)、Kathrin(ドイツで獣医免許を取ったのち、PhD学生として2年終了した後、ECFVGのステップ4のクリニカルローテーション中)。

私のホストでもあり、すばらしいテクニシャンである、リズ・ケリー。
診断材料の採取、治療の際に重要になるのは、腕の良いテクニシャンの協力である。
彼女自身猫が大好きで、とても猫のことを知っている。先生は彼女の意見を聞いてから猫の処置を考えるほどだ。
Dr. Augustいわく、the best technician in the galaxy.
わたしったら、日本人だわ。手を組んじゃって。

楽しいときはあっという間に過ぎてしまった。
この経験を次につなげられたらいいと思う。良い先生、人たちと出会ったと思う。

Thursday, December 14, 2006

Christianity

To Grace;
Thank you soooo much for your comment! It's been quite a long time since I've talked with you!!!
My English is still a mess and there are a lot of parts that I translated directory from what I wrote (direct translations are always no good....), so you might not understand what exactly what I meant but I'm gonna try.
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Christianity.
It always keeps staying in one part of my mind and I can't say "you are completely wrong!" so far.

I don’t have particular religion, but I think that is because I was raised in Japanese culture that has respects for multitude spirits in it.

After I got more chances to go to U.S. and I've got into Vet school and became more close to science, it become more frequently for me to think about Christianity.

For me, what the Bible tries to say is full of common senses to me. When I read about Buddhism and Shinto, they’re all telling us about “what is right things to do”, for example, “If you give something good to others, you will take good things back from others.”

My huge question is why do we need God to do the right things.

We have been living for over thousands of years after the Bible had written. We can learn what is morally right from proverbs or instructions of our ancestors without reading religious doctrine or the Bible. I haven't needed religion to execute right thing in my life so far.

But, after I came back from a church meeting a lot of people who still believe what happened in thousands of years ago, blessing the God and each other, sing holy songs and pray for the God, it came in my mind, what is the difference between me and them? What is the gap that makes me and them different?


I have to say, I love to go to Church. I don't even know why. The chorus makes me cry most of the time when I go to church. Well, I used to cry for 3 hours at my friend's concert, so I am definitely easy to be touched... But at the same time, I think singing in front of people requires strong determination to do, and is based on their strong beliefs. It's not like little kids made to sing in front of their parents. Probably I was moved by their unpredictable strong beliefs...

This looks pretty much like the Japanese situation right now. About nuclear weapon and Self Defense Force. We can interpret a lot of different things from one article of one constitution, but a lot of Japanese, including me want to keep not to have nuclear weapon and be unarmed.

I want to ask a lot of people about their Christianity and/or their faiths, and want to have opinion from them. Japanese, American even from other people who believe in different religion.

Sunday, December 10, 2006

キリスト教

わたしのなかで、ある一定の立場を保っている宗教だ。
わたしは無宗教だ。それは日本文化にある八百万の神を無意識に感じているための無宗教だと思う。

自分の過去、姉の境遇から、アメリカの文化と接する機会が増えてから、また、科学の世界に接する機会が増えてから、キリスト教について考える機会は増えていった。

わたしが思うに、聖書の教えの部分は、私の中で常識的なことばかりだ。仏教、神道の教えを読んでも人に与え、そうすればいつか自分に返ってくるなど、いわゆる「良い事」をといている。
わたしのなかの大きな疑問は、良いことをするのに、なぜ宗教がいるのか?ということだ。

私たちは聖書ができてから、何千年後に生きている人間だ。倫理的に正しいことなど、経典を開かなくても、聖書を読まなくても、ことわざ・昔からの教えとして学ぶことができる。わたしは、今のところわたしのなかに善意を実行するのに宗教を必要としていない。

しかし、今日も教会に行って思った。こんなにも多くの人々が何千年前の出来事を信じて、聖歌を歌い、祈っている。彼らとわたしの違いは何なのか?この日教会にいる人たちの中にもキリスト教徒になるか迷っている人が多くいるらしい。その狭間は何なのだろうか?

ただ、わたしは教会に行くのが嫌いじゃない。聖歌を歌う同年代の人たちが私を涙ぐませることも多くある。彼らの信念に感動させられるのか?わたしは友達の演奏会でも3時間なき続けた人間なので、涙もろいこともあるだろうが。人前に出て歌うというのは、それなりの考えがあってできることだと思う。子供の演奏会とは違うのだ。私はその計り知れない思いに感動させられてしまう。

これは、日本の核保有、自衛隊保有の事柄に少し当てはまる気がする。いろんな解釈が憲法文面からでき、いろんな考えがあるが、基本的信念、核の不保持、非武装を保っている。

この類の質問は常にいろんな人に投げかけて、何でも良いから意見を聞きたいと思っている。日本人でもアメリカ人でも、さらには別の宗教の人まで。
そういう意味でもアメリカというのはさまざまな人種、文化の人がいて、機会が多く得られると思う。

Saturday, December 09, 2006

☆クリスマス☆




クリスマスツリーの飾りつけを始めた。お姉ちゃんのとは違って偽木で、折れば形を整えられるタイプだ。これも初体験。
リズのポリシーは母から受け継いだ、色鮮やかで、ピカピカしたツリーだそうだ。
これでもかとオーナメントをつけていった。

今年リズのお母さんは5~7つのツリー(生木と偽木)を飾るらしく、二代続けて、このようなツリーが作られている。

この楽しい季節に、これてよかったと思った。
わたしは育ちが日本なので、誰かがすごくハイテンションに楽しんでないと、飾りつけはとても一人では楽しめそうもない。。。でも、このやりすぎのツリーも眺めてると、かわいい思ってしまう。
クリスマスっていいなぁ☆

最初の1週間

早いもので、もう5日経ってしまった。
最初は、言いようもない不安があって、耐えられるか心配だったが、高嶺からの刺激を楽しんでいる。
父が言っていたことは正しかった。アメリカの獣医学教育システムは日本のと比べるとすばらしい。

日本の何が問題かというと、臨床教育が低いということだ。先生たちがそのような教育を受けていないのだから、教育システムも良くなるわけもないが、生徒が実際に大学病院で学ぶケースは、外科や内科の研究室に入っていない限り少ない。外科や内科の研究室に入ったとしても、実際に症例を担当し、飼い主とのコミュニケーションを学ぶのは、実際に就職してからのものとなり、やりかたも就職先で変わってくる。
就職先で訓練を受け、自分で勉強した人が、「~の名人」となり、有名となるが、それは学校教育が生み出したものではない。
なので、学生の時に、自分が学んだことが、実際どういう利益となるのかわかりにくい。多くの学生が臨床にいくことはわかっているのだが、そこまで情熱を感じられないといっているのを聞くのも無理はないとおもう。その職業が実際どういうものかビジョンがつかめていないのだ。

ドイツも5年生の獣医学で、アンダーグラジュエイトのシステムがなく、臨床経験も大学生の時は日本と同様少ないという。
しかしそのような獣医学教育を卒業した生徒は、アメリカの教育システムの中、多くの症例を見て、担当先生から信頼を得る獣医学生である。私が見ていても、彼女は何でも知っているようにみえる。病気の生理、診断方法、治療薬・プランまで、ほとんどの症例で彼女はできている。

私もここで、教育を受けたい。
教えることもできる獣医師なりたいとおもった。
私はまじめだし、勉強もおそらく不得意ではない。言語の問題をさらに向上させればこの国で長く教育を受けることができるかもしれない。

Tuesday, December 05, 2006

アメリカの獣医学科4年生

すごーい。 本当にアメリカの獣医学教育はすごいなと思った。(テキサスだけではないと良いが)
まず、学生の責任が全然日本とことなる。私の病院実習では観察が多かった。レポートがあり、カルテと本を写せば終わる実習だった。

しかし、ここでは生徒が先生と一組になって患者をみる。主訴をうけとり、実際に猫の生体検査はじめ必要な検査をし、診断を下し、 治療プランを立てる。自分で主訴を聞いたのち、本などを読み、自分なりの診断、計画を立てる。そしてそれをチームの先生に話す。先生と討論、アドバイスを受けた後、記録を自分で作り(これはオンラインで見れる資料となる)、それを飼い主に電話で連絡する。これはすべて学生の仕事となっている。入院患者の点滴、給餌などをアニテクに頼むのにも、動物の履歴を書き、診断と必要事項を書かなければいけない。そして、先生がもっとも力を入れているのが、退院の際の手続きだ。生徒は自分が担当する患畜の飼い主と自己紹介をかわし、診察室に案内する。先生が来るまで、簡単にすべての検査結果、診断、今後のプランを飼い主と話す。

そして、ここでは不真面目な生徒には必ずペナルティーがつく。実習の最後には、担当の先生より評価がくだり、問題がある生徒は評価の前に先生から治すべき点を指導されるらしい。担当者はそれを評価する前に知らせなければならない。その生徒が治す気があれば、改良するからだ。参加姿勢、詳細への気配りなどが注目されるらしい。

そして、ラウンドという、いまだに何の意味かわからない、予定があり、そこでは与えられたテーマについて、生徒それぞれ考え、先生にプレゼンし、みんなで討論する。
今回はFeLV、FIVについてで、偶然にも私の興味のある分野だった。私たちが受け取ったタスクは昔または最近先生が実際に担当した患畜をもとにしている。
最初に先生が話したことは、FeLV、FIVエライザテストが何を測っているものか、p27とか詳細わたり、私たちに質問しながら教えてくれた。抗原を調べているのか、抗体を調べているのか、IFAの重要性は、ワクチンの鋭敏性はどのように定義されるか、潜伏感染の定義はなどである。そんな、内科の裏側にある、基礎学的なことを求められたことは、特に感染症の分野においてはない。臨床の先生がそこまで詳しいことにびっくりした。

ここでは今日一日で私が見たことを書き切れそうもなく、明日も新患が6頭予約が入っていて、忙しくなるらしい。私たちは遅れてるとはいわないが、生徒の数 に比べ、教育者が圧倒的に少ないと思った。こっちでは90人一学年の獣医学科に莫大な領域の大学病院と、かたや日本では150人の生徒に小さな大学病院で ある。日大にはアニテクもおらず、なんで患者が死なないか、不思議でならない。

Sunday, December 03, 2006

テキサス

フロリダでの先生たちとの出会いを終え、やっとテキサスに着いた。

大きい!ダラスというところからカレッジステーションという町まで行くのに2時間のフライト。羽田から熊本に行くよりも長くかかっている。テキサスは日本より大きいとみた。すごいなぁ。
途中で、イラクより戻ってきたアメリカ兵と出くわし、待合席の人たちがいっせいに拍手をしていた。うゎ~って感じ。わたしは、彼らが何をしたのか、あまり支持していないので、自分のゲートに急いだ。日本人には兵隊が自国を守るという気持ちが抜けているのかなぁと考えながら。

部屋を貸してくれる人は、YokoMiyamotoという紙を持って到着口に立ってくれた。実は時間を2時間早く教えていて、謝ったところ、「1時間しか待ってなくて、大丈夫よ」といってくれた。ドイツ人を待ってたときに、入国審査で止められ、長く待ったことがあったらしい。
ボーイフレンドのビルと一緒に来てくれて、結婚はしてないらしい。

インフルエンザにかかっているということで、「家に着いたらすぐ寝させてくれる?」ってきいて、きて「どうそどうぞ」っていった。タミフルを服用してるらしく、日本での若い男の子に起こった事件を教えた。ビルがニュースで見てたらしく、でも女の人の報告はないって言っといた。

夕ご飯はビルが作ってくれて、ハリーポッターを見た。子供の映画なのに何をしゃべっているのか全然わからず、適当に見ていた。いきなり食べるのもなんなので、「いただきます」って日本語で言ったら、なんていう意味?って聞かれた。直訳は命を食べます、ということで、フレンチの「ボナペティ」と同じように使われると教えてあげた。
それからちょっと自己紹介みたいになって、「やっぱりテキサスの人はブッシュをサポートしてるんですか?」と質問した。
彼女たち2人はブッシュのことが嫌いで、ビルは「彼のお父さんは良い大統領だったけどね。そういう理由でサポートしている人は多いんじゃないかな、僕は間違ってると思うけど。」だって。
いろんなことを話しながら、日本についてどう思っているとか、聞いてみた。なぜなら核戦力の議論で、自衛という面で日本が劣っていることが、明らかになった今、見下されてるのかな、と興味があったからだ。
そしたら、アメリカ人は日本に米軍基地があることさえ知らないことが多いという。ビルは第2次世界大戦について多くの本を読んだらしいが、日米安全保障条約に基づく米軍基地の日本滞在を知らなかったと教えてくれた。歴史の授業で習うものではなく、個人的に興味がある人だけが知っていることだろうね、とのこと。

んー、考えさせられる答え。それに彼らがくれた答えは、ギャビンがくれたものとそう変わらないことにも驚いた。彼らは、このような話もできる人たちでよかったと思う。